2020年6月12日、エイチームの2020年7月期第3四半期(2020年2月1日〜2020年4月30日)の決算が発表されました。
・売上高 :244億(前年同期比▲13%)
エイチーム2020年7月期第3四半期決算説明資料
・営業利益:10.5億(前年同期比▲52%)
・経常利益:10.3億(前年同期比▲53%)
前年同期の実績を下回る結果となり、営業赤字となりました。
主要メディアのWEBトラフィック
今回はライフスタイルサポート事業をピックアップし、各事業の先行指標となるWEBトラフィックを見てみます。
ライフスタイル事業の主要メディアのビジネスモデルは、主にクライアント企業へユーザーを送客し、その件数に応じて報酬を得る成果報酬型のモデルです。
つまり、メディアの収益は掛け算で成り立ちます。
・WEBサイト訪問数
・CVR(訪問したユーザーがサイト経由で広告主のサービスに申し込む割合)
・報酬単価
CVRや報酬報酬単価は外部からは把握出来ませんが、検索経由でのWEBサイト訪問数(オーガニックトラフィック)はahrefsというツールを使えば、大まかに知ることができます。
では実際に「ナビナビキャッシング」「ナビナビクレジットカード」のオーガニックトラフィックを見てみましょう。
■ナビナビキャッシング
昨年末からトラフィックは上昇傾向にあります。
■ナビナビカードローン
上記より、トラフィック自体は維持もしくは上昇していることがわかります。
注力新規事業のオーガニックトラフィックは?
また、ライフスタイルサポート事業では、新規サービスの注力事業として「Qiita Jobs」「ナビナビ保険」を挙げています。
ナビナビ保険は上記のナビナビ系のメディアと同じ成果報酬型のビジネスモデルで、別ジャンル展開と言えるので、こちらも見てみましょう
こちらの立ち上げ2ヶ月弱ですが、すでに7000トラフィックと順調に伸びていることが見て取れます。
データの出典
・Ahrefs
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